忘れない3.11 あれから10年・感謝をこめて開催

2021.3.27

9時集合と共に、会員10名(3名欠席)で打合せ後、会場準備に取り掛かる。

密にならないように、間隔をあけ椅子を並べ、受付には3日前に出来上がった活動記録を揃え、万が一のために入場者様には記帳をして頂く、手洗い消毒・体温とそれぞれの役割分担を確認して、中ホールにてリハーサル、時間・立ち位置、来賓のお席や檀上の確認。文化創造センターの照明・音声等担当者様と打ち合わせ。事務局長の渡辺は、今回赤川さんと対談して頂く、清水健斗監督を水沢江刺駅にお迎えにと走る。早めの昼食を済ませていよいよお客様をお迎えするため、それぞれの場所へと移動。

開会    1330

黙祷    犠牲者の冥福を祈り黙祷致します

会長挨拶  奥州❤絆の会 会長 渡辺 明美

来賓挨拶  奥州市 市長    小沢 昌記様

       奥州市議会議長   小野寺隆夫様

   奥州市社会福祉協議会会長  岩井 憲男様

活動報告  スライド外 「10年の歩み」

対談    赤川 勇治氏 ガーデンカフェ森の小舎 経営者

       「忘れない3.11」「漂流ポスト」

「宝塚OGのチャリティコンサート」

       清水 健斗氏  映画監督

       短編映画「漂流ポスト」が世界で数々の賞を受賞

 

閉会    1600

お忙しい中、奥州市長小沢様、奥州市市議会議長小野寺様、奥州市社会福祉協議会岩井会長様からご挨拶を頂き、他千田美津子県議、奥州市議会からもお出で頂きました。

スライドで10年間の活動を振り返り、必死だったあの頃を思い出しました。

次に、赤川勇治さんは、漂流ポストへお思いをお話になり、清水監督からは、「漂流ポスト」の映画をサプライズで見せて頂き監督が言いたかったこと、お二人のお話をお聞きし、大切な家族・仲間・友達を亡くし、こんな悲しい思いをすることがあってはならない、尊い命をなくすことの無い様、私たちが見たこと経験したことを「忘れない」・「伝えよう」という気持ちでおります

終了後には使用したものすべて消毒し、お客様をお見送りしスタッフと赤川さん清水さんと記念撮影をし、終了。

(会長の挨拶の中から)

忘れもしません10年前の2011311日 午後246分、ここ奥州市でも激しい揺れと停電

情報の入らないなか、店には商品が不足、ガソリンを求めて長蛇の列、今考えると私たち奥州市民も大変な思いを致しました。1週間位は自分の事を考えるだけでいっぱいでしたが停電が解除なり沿岸部の大津波の被害を目にし想像を絶する状況になっていることを知り、じっとしていられず、仲間に呼びかけました

私たちは、どんな団体を目指すのか325日から活動できるよう、奥州♡絆の会の規約をつくりました。

規約前文 に「私たちの気持ち」を入れました

 奥州❤絆の会は東日本大震災と津波で被災された方々のために「私たちに出来ることを少しでも何かしたい」という気持ちを持った市民レベルのボランティア団体です。「あなたはひとりじゃないよ、私たちも応援しています」という気持ちを届け隊(たい)。支援したい方と陸前高田市をつなげるコーディネイトをする中間支援組織です。と書き、前文に基づき活動を続けてきました。

10年間ボランティアを続けてこれたのは

①つ目は子供たちの笑い声・元気いっぱいの行動は、被災された多くの皆さんの生きる力、私たちのやる気や励みをくれました。

②個人個人の皆様のご協力とご声援があり、そして各種団体、企業、NPO、奥州市社会福祉協議会、奥州市様等と、協働をさせて頂きました。

私たちは支援の輪の広がりを実感し前に進むことが出来ました。

③陸前高田市広田町で、私たちのピンクのスタッフジャンパーを見て、気軽に声をかけて頂くと、うれしくてやる気が起きました

④心を一つに出来る仲間がいたことで、私たちはお互い活動を続けられてきました。

この度「忘れない3.11」を企画いたしましたのは

1.     奥州❤絆の会を応援して頂いた方々皆さんに、10年を機に感謝の気持ちを伝えたい

 2.     私たちは中間組織団体として必要とする人と「つながる」また支えたい人を「つなげる」

今後の為にも本日の参加者・応援者、相互の「絆」を深めたいと思っております。

  そして、命を大切しよう!風化させないようにしよう!と呼びかけたいです。東日本大震災から10年を節目の警告とし減災に生かすこと。有事に備える防災意識の共有が大切です

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